お話を作るときは、最初に自分の作りたいお話に似た物語を思いつき、まねをするとよいという話をしました。
次に、どのような雰囲気のお話にするか考えることが必要です。
楽しいお話なのか、悲しいお話なのか、面白いお話なのかなどということです。
「みくのふしぎなピアノ」は、ふしぎなお話でした。
次に、物語の設定を考える必要があります。
設定とは、「いつ、どこ、だれ」の3つのことです。特に、「だれ」ということを考える必要があります。主人公は、なんと言う名前で、どんな人なのかということです。
「みくのふしぎなピアノ」では、「みくという名前のピアノの上手な女の子」が主人公でした。その他、ちょうちょたち、星たち、鯨が出てきました。
次に、「時間(いつ)」や「場所(どこ)」を考える必要があります。
今回は、よく似たことが3回繰り返される話を考えていますので、「時間(いつ)」ということは、きちんと考えなくてもいいですが、「場所(どこ)」はきちんと考えておく必要がありそうです。
「みくのふしぎなピアノ」では、「ピアノのある部屋」、「チューリップの国」、「星の国」「海」へと舞台が変わっていきました。
その次に考えることは、ある場所から違う場所に行くきっかけです。
あまんきみこさんの「名前を見てちょうだい」では、「強い風がふいてきてぼうしをとばすこと」でどんどん違う場所に行きます。「みくのふしぎなピアノ」では、「ピアノで曲をひくこと」で違う場所に行きます。前回紹介したお話では、「坂道をボールが転がること」で違う場所に移っていきます。
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