かず
物語の書き方について知りたいです。
「みくのふしぎなピアノ」を、もう一度読み返してみてください。
みくのふしぎなピアノにすすむ(このブログにあるページ)
すると、みくは3回ピアノをひき、ピアノをひくと、ひいた曲に関係のある場所に行くことがわかるでしょう。
「チューリップ」をひけば「花の国」へ、「きらきら星」をひけば「星の国」へ、そして、「海」をひけば「海」へと行きます。
このように、同じようなことが3回繰り返されるということは、お話ではよく出てくることです。みなさんは、どんなお話を思い出すことができますか?
「桃太郎」を思いついた人がいるかもしれませんね。
鬼退治に出かける桃太郎におばあさんがきび団子をもたせます。
旅をしていますと、犬、猿、雉が順番にやってきて「きび団子、ひとつくださいな」といいます。
桃太郎がきび団子をやると、3匹は家来になります。
「3匹のこぶた」を思いついた人がいるかもしれませんね。
「3匹のこぶた」では、お母さんから、「自分で家を作って、そろそろ自分で暮らしなさい」といわれます。
一番上のお兄さんぶたは、藁の家を作りますが、狼にすぐ吹き飛ばされてしまいます。
二番目のお兄さんぶたは、木の家を作りますが、同じように狼にすぐ吹き飛ばされます。
三番目の弟のぶたさんは、煉瓦の家を作ります。狼は吹き飛ばそうとしますが、頑丈にできていたので吹き飛ばすことはできませんでした。
これらのお話のように、同じようなことを繰り返されることを小さな子どもは喜びます。
次にどうなるのか、だいたい予想できるからです。
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