かず
水は大切ですよね。
水について書きます。
水のうち、そのほとんどといってよい97パーセント(地球の水が100だとしたら、そのうち97)が海水です。
海水は、みなさんが知っているように、塩辛いです。
そのままでは飲めませんし、料理に使うことも、洗濯に使うこともできません。
塩分のない淡水は、ほんの3パーセントほどです。
しかし、そのほとんどが氷河や氷山です。
植物にあげたり、洗濯に使えたりするのは、1パーセントもありません。
植物にあげたり、洗濯に使えたりしても、人がそのまま飲んで、お腹をこわさない水は、もっと少ないです。
日本は、世界でも雨の多い国ですので、水がとても手に入りやすいです。
家庭や学校には水道がありますし、下水処理場や浄水場で、一度汚した水をきれいな水にすることもできます。
水道水の水をそのまま飲こともできますし、コンビニや自動販売機で、ペットボトルに入ったきれいな飲み水を、安い値段で買うこともできます。
しかし、世界の国の中には、水そのものが近くにないところもたくさんあります。
当然、水道なんてありません。
そのような国では、バケツ1杯の水を手に入れるために、何時間もかけて、遠くの川や井戸までとりにいくことも珍しくありません。
そのような水をとりにいく仕事を子どもがしている国もたくさんあります。
そのような国では、子どもは学校にも行けず、家族のために水を運んだり、水を売ったりして、一日の大半を過ごしていることも珍しくありません。
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