れい
お酢は、酸っぱいですよね。
調味料について書いています。
今回は、「調味料のさしすせそ」のうち、「す」である「お酢」です。
お酢は、お酒から作られます。
原料になるお米や大麦などの穀物や林檎や葡萄などの果物からお酒を作ります。
そこに、酢酸菌(アセトバクター)というものを混ぜます。
そして、しばらく置いておくと、お酢になります。
原材料によって、名前が違います。
お米や大麦が原料のときは、米酢や大麦黒酢などの穀物酢になります。
林檎や葡萄が原料のときは、林檎酢や葡萄酢などの果実酢になります。
お酢は、塩と同じように、食物を傷みにくくする性質があります。
今のように冷蔵庫や冷凍庫がない昔は、食物に、塩やお酢を混ぜることで、長期保存してきました。
日本で有名なお酢の保存食は、「しめさば」です。
しめさばは、東日本で使われる名前で、西日本では、「きずし」ということが多いです。
外国で有名なお酢の保存食は、ハンバーガーなどに入っていることの多い「ピクスル」です。
ピクルスは、きゅうりやピーマン、人参などの歯切れのよい野菜類を、塩漬けした後で、酢漬けにしたものです。
他の調味料については、次のページを見てください。
コメント