地球はどのようにしてできたんですか?
今からおよそ50億年前まで、今の太陽もまわりの惑星も、何もありませんでした。
そのころは、ガス星雲といううすい水素があるだけでした。そのような何もないところに、大きなガスのうずまきが現れました。その水素のガスでできた雲のようなものが、ゆっくりちぢみ始めました。
このガスでできた雲のようなものが、ちぢみ始めると、今度は回転を始めました。
回転を始めると、中心ができてきました。その中心部分が、大昔の太陽です。
そして、その太陽のまわりには、大きな円盤のような形のガスのかたまりができ始めました。
このガスのかたまりは温度が下がると、ガスの中から小さなちりのようなものを作り出していきました。
このちりはいくつもいくつも集まって、微惑星と呼ばれる小さな星を作り出しました。
微惑星は、内側に岩石や金属などのかたまりを含むようになり、外側は氷などで包まれていました。
これらの微惑星は、数えきれないくらいたくさんあって、何回も何回もお互いにぶつかりあっては、こわれたりくっついたりをくり返しました。
その後、これらの微惑星は、だんだんと大きくなっていき、惑星となりました。
こうしてできた惑星のひとつが地球です。地球は大昔に宇宙にあったガスからできたものです。
地球ができたのは、今からおよそ46億年前だと考えられています。
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星 Stars(このブログにあるページ)
惑星 Planets (このブログにあるページ)
The Earth
Until about 5 billion years ago, there was nothing around the Sun or the planets.
At that time, there was only the gas nebula, a thin cloud of hydrogen. Then, out of this nothingness, a great swirl of gas appeared. This cloud-like cloud of hydrogen gas began to slowly contract.
As this gas cloud began to contract, it began to rotate.
As it began to rotate, it formed a center. That center is the ancient sun. Around the sun, a large disk-shaped mass of gas began to form.
As the temperature of this mass of gas dropped, it began to produce small dust-like particles from the gas.
These dust particles gathered and formed small stars called microplanets.
These microplanets contained clumps of rocks and metals on the inside and were surrounded by ice on the outside.
These microplanets, too numerous to count, repeatedly collided with each other, breaking up and sticking together again and again.
Later, these microplanets gradually grew larger and larger and became planets. One of these planets is the Earth. The earth was formed from gas that existed in space long ago.
It is thought that the Earth was formed about 4.6 billion years ago.
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