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かず
どんな飲み物が好きですか?
暑い日になると、きちんと飲み物を用意しておくことが大切です。
みなさんは、どんな飲み物が好きですか?
飲み物には、お茶、ココア、水、ジュース、ソーダ、コーラなど、いろいろあります。
今回は、「緑茶」と「紅茶」について書きます。
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普通、お茶というと、「緑茶」のことです。
日本では、緑茶は、何も入れないで、そのままで飲みます。
熱いままで飲むこともありますし、冷やして飲むこともあります。
ご飯の上に、お茶をかけで、お茶漬けにして食べることもあります。
私たちにとって、緑茶は、たいへんよく飲まれる飲み物です。
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それに比べて、紅茶は、何も入れないで飲むこともありますが、砂糖や牛乳、レモンなどを添えて、ミルクティやレモンティにして飲むことが多いです。
このように、緑茶と紅茶の日本での飲み方は、ずいぶん違います。
でも、「緑茶」と「紅茶」は、同じものからできています。
この2つは、どちらも、学名が「カメリアシネンシス」という、ツバキ科の「茶の木」から葉を摘んで、作られます。
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「緑茶」は、茶の木の葉を摘んで、すぐに熱を加えます。
そうすると、茶の木の葉は、発酵というはたらきをやめてしまいます。
そして、みなさんがよく知っているような濃い緑色の葉の色になります。
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「紅茶」は、茶の木の葉を摘んだ後、熱を加えないで、最後まで、発酵させます。
発酵させると、お茶の葉は、紅茶と呼ばれるように、少し紅色がかった茶色になります。
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「緑茶」と「紅茶」の味や香りや風味が違うのは、このせいです。
次のお茶に関係する言葉についても読んでください。
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