「わあ、おもしろそう。」
みくも、にっこりしました。そして、なわとびのゆうびんやさんをしたり、かもめをしたりしました。すると、一つの星が、
「ねえ、おじょうさん、帰らないでいいの。」
「うん。でも、帰り道がわからないの。」
「あそこよ。」
さす方を見ると、星の門があります。
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「ありがとう。じゃあ、さようなら。」
「門までおくるよ。」
そして、いっしょに行くと、また、白いグランドピアノがありました。すると、星が、
「おねがい、さよならする前に一きょくひいて。」
「いいよ。」
そして、「海は広いな大きいな」をひきました。
「うわあ、ありがとう。」
「うん。じゃあ、バイバイ。」
「うん、元気でね。」
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そして、みくが門を出ると、まわりがまたまた回りました。
「うわあ。」
この回り方は、すごくはやかったのです。みくは、びっくりしました。バシャ。下りたのは、地上ではないのです。海でした。
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