ぜんぶのチョウが言いました。
「それじゃあ、さようなら。」
「さようなら。」
みくは、門を出ました。すると、また、びっくり。まわりが、また、ぐるっと回ったのです。
「こんどは、どこへ行くの?」
みくは、また目をつぶりました。しばらくすると、止まりました。目をあけると、そこは、星だらけ。
「ここは、どこ…か…しら。」
まわりを見回すと、つぎは、星がやってきて、
「おじょうさん、どうしたの。」
「あっ、あの…ここは、どこなんですか? それが、分からなくて…。」
「ここは、『星のうちゅう』です。」
みくは、また、思いました。
(『きらきら星』をひいたから、ここにきたのね。)
すると、ほかの星がきました。金、ぎん、青、赤、いろいろです。
「ねえ、あそぼ。」
「う…うん。でも、何してあそぶの?」
星が言いました。
「わたしたちが、わになったりするから、なわとびとかするの?」
みんなが言いました。
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