ピーターラビットのおはなし(3)The Tale of Peter Rabbit  

ものがたり

 しかし、ピーターは、ちょうどって、うわをのこして、をかがめてにげました。

 そして、どうびこんで、じょうろのなかびこみました。

じょうろ

 もしじょうろに、それほどたくさんのみずがなかったら、かくれるのに、とてもふさわしいところだったでしょう。

 マクレガーさんは、ピーターが、どうのどこか、おそらく、うえばちしたにでもかくれているだろう、とおもっていました。

 マクレガーさんは、それぞれのした注意深ちゅういぶかながら、うえばちをひっくりかえしはじめました。

 そのとき、ピーターは、「ク、クシュン」と、くしゃみをしました。

 マクレガーさんは、すぐにピーターにいつきました。

 そして、マクレガーさんは、ピーターをふみつけようとしました。

にげだす うさぎの ピーター

 しかし、3つのうえばちをひっくりかえしましたが、ピーターは、まどからすことができました。

 まどは、マクレガーさんにはちいさすぎましたし、ピーターをいかけるのにつかれていました。マクレガーさんは、ぶんごとにもどることにしました。

 ピーターはいきをきらして、すわりこんで、やすんでいました。

 ピーターは、こわくて、ぶるぶるとふるえていました。

 どちらにけばいいのか、まったくわかりませんでした。

 それに、じょうろのなかにはいっていたので、からだはとてもぬれていました。

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The Tale of Peter Rabbit  Beatrix Potter

 But Peter wriggled out just in time, leaving his jacket behind him.

 And rushed into the toolshed, and jumped into a can. It would have been a beautiful thing to hide in, if it had not had so much water in it.

 Mr. McGREGOR was quite sure that Peter was somewhere in the toolshed, perhaps hidden underneath a flower-pot. He began to turn them over carefully, looking under each.

 Presently Peter sneezed― “Kertyschoo!” Mr. McGregor was after him in no time,

 And tried to put his foot upon Peter, who jumped out of a window, upsetting three plants. The window was too small for Mr. McGregor, and he was tired of running after Peter. He went back to his work.

 Peter sat down to rest; he was out of breath and trembling with fright, and he had not the least idea which way to go. Also he was very damp with sitting in that can.

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