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かず
オウムは、かわいい鳥ですね。
鳥には、話すことができる鳥がいます。
インコ、オウム、九官鳥などです。
今回は、オウムについて書きます。
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オウムは、オウム科の中にいる21種類の鳥の仲間のことです。
オウムは、インコに比べると、オーストラリアのまわりの狭い地域に住んでいます。
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具体的には、オーストラリア、フィリピン、インドネシア、ニューギニア島、ソロモン諸島などに住んでいます。
オウムは、種子を中心に食べます。
オウムの中には、果実、花や昆虫などを食べるものもいます。
多くのオウムは、木の「うろ」に巣を作ります。
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「うろ」というのは、木の皮がはがれて、木の中がくさり、すき間ができて、どうくつのようになった空間のことです。
オウムは、この「うろ」で、一羽ずつの雄と雌の「つがい」でくらしています。
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そして、このつがいが集まって、大きな群れを作ります。
群れの大きさは、食料の状態によって違い、普通は、数十羽ぐらいですが、中には、数千、数万の群れになることもあります。
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オウムは、人に慣れやすく、とても人懐っこい鳥です。
頭をなでたり、抱っこされたりすることが好きな鳥もいます。
しかし、時には、気難しくなることもあります。
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甘えていたと思ったら、急に怒って噛みついてくることもあります。
オウムには、胸の中の肺の近くに「鳴管」という器官があります。
オウムは、胸の鳴管や喉、舌などをうまく変化させていろいろな音や鳴き声を出すことができます。
人とくらしはじめたオウムは、すぐに、人も自分たちと同じように声でコミュニケーションしていることに気づき、人と仲よくなろうと、人の言葉とそっくりな音や鳴き声を出します。
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