鳥には、話すことができる鳥がいます。
インコ、オウム、九官鳥などです。
今回は、インコについて書きます。
インコは、インコ科に属する約330種類の鳥の仲間のことです。
アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリアやポリネシアなど、広い地域に住んでいます。
インコは、基本的には、種子を食べます。
インコの中には、果実、ナッツ、葉、昆虫などを食べるものもいます。
主に、花の蜜や果実を食べるヒインコという種類のインコもいます。
ヒインコの中には、「レインボーロリキート」と呼ばれる色鮮やかなインコもいます。
ほとんどのインコは、木の「うろ」に巣を作ります。
「うろ」というのは、木の皮がはがれて、木の中がくさり、すき間ができて、どうくつのようになった空間のことです。
インコは、この「うろ」に、一羽ずつの雄と雌でくらしています。
インコは、とても人懐っこい鳥です。ですから、鳥の中でも飼いやすい鳥です。
雛の時から、たくさんの人に囲まれて育った場合は、特に人と信頼関係をもちやすいです。
インコは、好奇心も強く、いろいろなことに興味をもちます。
インコには、胸の中の肺の近くに「鳴管」という器官があります。
インコは、胸の鳴管や喉、舌などをうまく変化させていろいろな音や鳴き声を出すことができます。
人とくらしはじめたインコは、すぐに、人も自分たちと同じように声でコミュニケーションしていることに気づき、人と仲よくなろうと、人の言葉とそっくりな音や鳴き声を出します。
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