ネモフィラという花を知っていますか?
あれほど綺麗に咲いていた桜の花もすっかり散ってしまいました。
多くの花は、一年のうち、ほんの少しの期間だけ、綺麗に咲きますが、ずっと咲いているわけではありません。
この前の5月4日の「みどりの日」に家の近くにある植物公園に行きました。
この時期は、ネモフィラの花がとても綺麗でした。
ネモフィラは、青い花で、まるで絨毯のように広く咲いていました。
日本の多くの場所で、ネモフィラの花が綺麗に咲いています。
例えば、次のような場所が有名です。
福島県の「いわき市フラワーセンター」このホームページに進む(外のリンク)
茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」このホームページに進む(外のリンク)
神奈川県横須賀市の「くりはま花の国」このホームページに進む(外のリンク)
愛知県長久手市の「モリコロパーク」このホームページに進む(外のリンク)
大阪府大阪市の「長居植物園」このホームページに進む(外のリンク)
広島県世羅郡の「Flower village 花夢の里」このホームページに進む(外のリンク)
香川県仲多度郡の「国営讃岐まんのう公園」このホームページに進む(外のリンク)
福岡県福岡市「海の中道海浜公園」このホームページに進む(外のリンク)
ネモフィラというのは、アメリカが原産の花で、カナダやメキシコやヨーロッパの国々などでもよく見られます。
太陽の光が多く、冷たく涼しい場所を好みます。寒さにも強く、丈夫な花です。
花壇や鉢植え、プランター植えなどに向いています。
日本では、秋に種を撒き、4月下旬から5月にかけて見ごろをむかえます。
ネモフィラの名前は、ギリシャ神話からきています。
ある青年が、ある女性に恋をして、この女性と結婚できれば、命がなくなってもいいと神に誓います。
二人は、結婚できますが、青年は、誓いのとおり、亡くなってしまいます。
残された花嫁は、青年に会いたいと、死者の国にむかいます。
そして、そこに入るために、門を開けてほしいと願います。
しかし、その門は、死者にしか開けられない門です。
青年に会えずに悲しんでいる花嫁を憐れに思い、神は、花嫁を花に変えました。
その花嫁の名は、「ネモフィラ」といいました。
ここから、ネモフィラの花言葉は、「あなたを許す」「清々しい心」「可憐」「荘厳」などになりました。
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