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味噌汁には、味噌が必要ですよね。
調味料について書いています。
今回は、「調味料のさしすせそ」の「そ」である「味噌」です。
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味噌は、「み・そ」の後の方の文字の「そ」の字が当てられました。
味噌の原料は、大豆と種麹と塩です。
味噌の種類によって、米や麦を加えることがあります。
味噌の作り方です。
まず、大豆を用意します。
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大豆をきれいに洗った後、大豆を水の中に入れて、大豆に水を吸わせます。
水分を含んだ大豆を「蒸す」か「煮る」かします。
蒸すというのは、水を熱してできた水蒸気によって、材料に熱を加える調理法のことです。
煮るというのは、水の中に材料を入れて、熱を加える調理法のことです。
こうして熱を加えてやわらかくなった大豆を、潰しておきます。
次に、種麹を用意します。
米や麦、大豆などの穀物に、種麹を混ぜます。
穀物の種類によって、麹は、米麹、麦麹、豆麹と呼ばれます。
麹に、塩や水を混ぜて、しばらく置いておきます。
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そして、潰した大豆に、麹と塩と水を入れて混ぜます。
最後に、これらの材料を混ぜたものを、樽などに入れ、風通しのよい、暗い場所に、半年から1年ぐらい置いておくと、味噌ができます。
このしばらく置いておく期間のことを、「熟成期間」といいます。
味噌は、種類がいろいろあります。
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麹を作るときに、米か麦か大豆のどれを使うかによって、米味噌、麦味噌、豆味噌などの種類に分かれます。
いろいろな種類の味噌を混ぜて作った味噌は、調合味噌と呼ばれています。
味噌の中で、一番多く作られているのは、米味噌です。
全国で作られています。
次に、多く作られているのが、麦味噌です。
九州、四国、中国地方でよく作られています。
豆味噌は、主に、愛知県、三重県、岐阜県などの中京地方で作られています。
豆味噌の中では、愛知県で作られている八丁味噌が有名です。
最初の方で、大豆を「蒸す」か「煮る」と書きましたが、この調理法や材料や熟成期間などの違いによって、味噌は、色や味、風味などが違います。
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色が赤っぽいものを「赤味噌」、白っぽいものを「白味噌」といいます。
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味噌は、家で作ることができる調味料です。
「自慢すること」や「自分で自分を褒めること」を、「手前味噌」ということがあります。
昔、日本では、各家庭で、味噌を作ることが多く、自分で作った味噌を互いに自慢し合ったことからできた言葉です。
他の調味料については、次のページを見てください。
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