かず
五月病になる人がいます。
五月病とは、新たな環境にうまく適応できないで、心や体に不調があらわれることです。
五月病というのは、病院などで使われる医学用語ではありません。
長く続くと、お医者さんからは、「適応障がい」や「うつ病」などと診断されます。
日本では、学校への入学や、会社の入社などは4月になることが多いです。
4月になると、同じ学校にいても、学年があがり、クラス替えがあったり、同じ会社にいても、勤める場所が変わったりします。このように4月には大きな環境の変化を経験する人がたくさんいます。
そのような環境の変化を経験した人の中には、5月のゴールデンウィークをすぎたくらいから、なんとなく眠れなくなったり、頭が痛くなったり、つかれたりする人がいます。そして、学校や会社などに行くのがいやになったり、休みたいなと思ったりすることがあります。
五月病にならない予防法や対策があります。それは生活のリズムを整えることです。
1つめは、休日にねすぎないようにします。そのために、平日にしっかり睡眠時間を取るようにします。
2つめは、午前中に光を浴びることです。こうすると、睡眠をうながすメラトニンがたくさん出ます。
3つめは、寝る前の3時間前までに夕食を終えることです。
4つめは、週に1、2回は1時間程度の運動をすることです。
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