ライオンは、どのように狩りをしているのですか?
ライオンは、虎や豹、ジャガーやチーターと同じ大型ネコ科の動物です。
シマウマやインパラなどの草食動物を食べる肉食獣です。
野うさぎや鳥、昆虫などを食べることもあります。
主なすみかは、アフリカの草原です。
インドに住むライオンは、絶滅しそうになっています。
メスのライオンは、体重が、120から180キログラムぐらいあります。
オスのライオンは、体重が、150から240キログラムぐらいあります。
中には、250キログラムを超えるオスライオンもいます。
ネコ科の動物の中では、2番めに大きな種類です。
一番大きいのは、虎です。
ライオンは、他のネコ科の動物とは違い、社会性をもつ動物です。
家族で暮らすことがよくあります。
一頭あるいは、二頭以上の大人のメスライオンとその子ども、そして、一頭のオスライオンが一緒に暮らします。
狩りをするのは、主にメスライオンの役割です。
メスライオンは、二頭以上の複数で協力して狩りをすることがあります。
ライオンは、夜行性なので、真っ暗な中で、風下から、ゆっくりと草食動物の群れに近づきます。
そして、身をひそめます。
そして、聞き耳を立て、病気や年をとったために弱っている草食動物や、子どもの動物が自分のそばを通るのを、ひたすら我慢して待ちます。
ちょっと走るだけでしとめることができる距離まで、獲物が近付くのを待ちます。
そして、十分にひきつけてから、全速力で襲いかかります。
仲間のメスライオンがいる方に追い詰めることもあります。
一頭が獲物を倒し、もう一頭がとどめをさすこともあります。
自分の体よりも大きな草食動物をしとめるためには、首の辺りに鋭い牙でかみつきます。
協力してしとめた獲物は、オスライオンや子どものライオンと一緒に、群れで食べます。
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