かず
1月について知りたいです。
今回は1月についていろいろ書きます。
江戸時代以前の人々が使っていた旧暦という暦の1月のことを睦月といいました。
現在では、今私たちが使っている新暦という暦の1月の別名としても用いられます。
睦月という名前の由来にはいろいろな説があります。
最も有力な説は、親族一同が集まって新年のお祝いをする「睦び月」の意味であるというものです。
日本では、正月の間に、祖父母の家に、多くの親戚が集まり、新年のあいさつをしたり、子どもにお年玉をあげたりすることがよくありました。年末年始のお休みの間に、親族や仲間が集まって、仲睦まじく、親交を温める月という意味です。
しかし、最近は、祖父母の家ではなく、仲のいい人の家に集まったり、旅行をしたり、一人で過ごしたり、さまざまな方法で、年末や新年の休みを楽しむ人が増えています。
また、元になる月という意味の「元月」が転じて「むつき」になったという説もあります。
英語では、Januaryといいます。ローマ神話の「ヤヌス」の月という意味です。
「ヤヌス」というのは出入り口と扉の神様です。前と後ろに2つの顔をもつ神様であるといわれています。一つの顔は過去を向き、 もう一つの顔は未来に向けています。
新年の1月は、過去を見返すと同時に、未来を見ていこうとすることが多いからです。ヤヌスは、一年の終わりと始まりの境目に立ち、1月を司る神様であるとされています。
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