かず
花が咲く時期は、なぜ少しずつずれているのでしょうか?
花はとても種類が多いです。
およそ20万種類ぐらいあると考えられています。
いろいろな種類の花は、主に春から秋にかけて咲きます。
では、なぜこんなにもたくさんの花が同じ時期に咲かないで、少しずつ時期をずらして咲いているのでしょうか。
いろいろな理由がありますが、一つの理由は、蝶やみつばちなどの虫のためです。
蝶やみつばちのような虫の中には、花の中にある蜜を食料にしている生きものがいます。
もし同じ時期だけに花が咲いていると、虫の食べものがない時があるかもしれません。
そこで、それぞれ花を咲かせる時期を少しずつずらします。
花の中には、おしべとめしべがあります。
おしべとめしべが合わさらないと、実やたねができません。
おしべとめしべが合わさることを受粉といいます。
実やたねができるために、受粉をする必要があります。
花の中には、受粉のときに、虫の力をかりて受粉する花があります。
このように、虫が生き、虫に自分の受粉を助けてもらうために、花は時期をずらして花を咲かせています。
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