かず
2月について知りたいです。
今回は、2月について書きます。
江戸時代以前の人々が使っていた旧暦という暦の2月のことを、如月といいました。
現在では、今私たちが使っている新暦という暦の2月の別名としても用いられます。
「如月」という名前の由来ですが、この「如月」という漢字は、中国の書き方をそのまま借りてきたものです。
きさらぎは、「衣更月」や「絹更月」と書くことがあります。
「衣更月」や「絹更月」には、次のような意味があります。
旧暦の2月は、まだまだ寒さが残っている時期です。寒い時期には、たくさんの服を着ます。昔着る服のことを「衣」といいました。「衣」を「更」に着る「月」から「衣更月」になりました。
かぎかっこををつけた「衣・更・月」から変化して「きさらぎ」になりました。
また、昔、着物は、蚕という虫の繭から作った生糸から作ることがありました。
「絹」を「更」に着る「月」から、「絹更月」になりました。
英語では、2月は、Februaryといいます。ローマ神話のフェブルウスという神から取られました。
フェブルウスという神は、月の神です。
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