れい
命を救う仕事をする犬もいるのですね。
災害救助犬というのは、地震や台風、土砂崩れ、雪崩などの自然災害が起こったときに活躍する犬です。
自然災害などが起こり、倒れた家や建物、岩や木、土砂、雪などの下敷きになって動けなくなったり、行方不明になったりしている人を見つけ出し、命を助ける犬です。
警察犬は、犯人の残した物のにおいをもとに、同じにおいを探して、後を追います。
ですから、警察犬の鼻は下を向き、足跡を追うように探していきます。
しかし、災害救助犬は、どこにいるかもわからない人を探すために、鼻を上に向けます。
そして、空気中にかすかに漂ってくる人のにおいを手がかりにして、人のいる方に動いていきます。
人を見つけた場合は、吠えて、一緒に探している人に知らせます。
災害救助犬にふさわしい犬は、ラブラドール・レトリバーやシェパードなどです。
しかし、どのような種類の犬でも訓練次第で災害救助犬になれるそうです。
日本では、ジャパン・ケネル・クラブという組織が災害救助犬の訓練をしています。
ジャパンは、日本という意味で、ケネルは、犬小屋、犬の寝るところという意味があります。
ジャパン・ケネル・クラブのホームページにすすむ(外にあるリンク)
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