れい
ものごとを分類し、名前をつけることがあります。
私たちは、身の回りのものごとを分類し、整理し、名前をつけることがあります。
ここでは、生きもので考えてみましょう。
生きものは、大きく動物と植物に分けることができます。
そして、それぞれ、動物は、「動くことのできる生きもの」、植物は「一か所に留まって生活する生きもの」というように説明することができます。
もちろん、生きものは、動物や植物以外にもいろいろありますし、それぞれ別の名前がついています。
動く生きものの中もいろいろあります。
例えば、飛ぶ生きものだけを見てみても、大きく虫と鳥に分けることができます。
虫にもいろいろありますが、頭と胸と腹の3つに分けることができ、足が6本と羽が4つある虫は、昆虫という名前がついています。
同じ虫でも、足が8本あるくもは、昆虫には入りません。
このように、いろいろな部分をじっくり見て、似ていることや違うことを見つけて、同じ特徴があるものを、仲間にして名前をつけることができます。
足が4本あり、自由に動き回り、人間のペットとして飼われている動物に「ねこ」と「犬」がいます。「ねこ」と「犬」の共通点は、今書いた以外にも、「全身が毛でおおわれている」「ひげがある」「鳴く」などたくさんあります。
では、どこが違うから、一方は「ねこ」と呼ばれ、もう一方は「犬」と呼ばれるのでしょうか。
いろいろ観察し、よく考えて分類し、整理し、名前をつけることで、科学は進歩し発展してきました。
コメント