かず
蝶がどうやって身を守るか知っていますか?
蝶々の中には、体が大きいものもいますので、人間に捕まったり、鳥などに食べられたりすることがあります。
普通は、高く飛んだり、飛び方を変えたりして捕まらないようにしています。
世界には、捕まらないようにいろいろ工夫している蝶々もいますので、身を守る方法について書きます。
1つめの方法は、「保護色」を使うという方法です。
保護色というのは、周りの色と、体の色を合わせて、見分けにくすることです。
沖縄に住んでいるコノハチョウという蝶々は、羽全体を枯葉のような色や形にして鳥などの敵から見えないようにしています。
2つめの方法は、「毒」を持つ方法です。
ドクチョウやジャコウアゲハという種類の蝶々は、幼虫の時に食べていた草花から毒を体に取りいれています。
毒にもいろいろあり、アフリカに住んでいるドルーリーオオアゲハという蝶々は、一頭で、猫を6匹も殺せるほどの毒を持っていると言われています。
蝶々は一匹、二匹と数えることもありますが、正式には一頭、二頭と数えます。
蝶々が毒を持っているのは、この毒で鳥などの敵を殺すのが目的ではなく、食べた相手を気持ち悪くさせ、吐き出させることで、その後、その鳥が二度と同じ仲間を食べないようにさせるたいからです。
毒を持っている蝶々の多くの仲間は、体が頑丈にできており、吐き出された後も生きていることがあります。
もちろん、かみつぶされてしまう蝶々もたくさんいます。
でも、鳥は、目がよく記憶力も優れているので、一度まずいと感じた蝶々は二度と襲わなくなるそうです。
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