かず
蝶々はすきですか?
今回は、簡単なクイズから始めます。
「子どもの頃は、みんなから嫌われ、大人になると、綺麗だと言われて好かれるものなぁんだ?」
答えは、題名にもあるように「蝶々」です。
蝶々は、子どもの頃は、外見の違いから、青虫、芋虫、毛虫などと呼ばれます。
青虫は、蝶々の幼虫のうちで、長い毛でおおわれておらず、緑色のものを指します。
芋虫は、芋のような形をしているから芋虫というのではありません。里芋や薩摩芋などの芋類の葉を食べるので、そう呼ばれます。
長い毛で体がおおわれている幼虫のことを毛虫といいます。
これらは、大まかな区分であり、きちんとした定義があるわけではありません。
蝶々は。南極大陸を除く全世界の森林や草原、高い山など、ほぼ全ての陸地に住んでいます。
広くいろいろな場所で見られる蝶々もいれば、ある決まった場所にだけ住んでいる蝶々もいます。
世界には、およそ1万5千種いるといわれています。日本では、250種ぐらいいることが分かっています。
1957年に、日本の国蝶として決められたのが、タテハ科のオオムラサキという名前の蝶々です。大型で、翅に美しい紫色の部分があります。北海道から九州まで見ることができます。
陸上を高く回りながら飛びます。雑木林で見られることが多いのですが、最近では、東京や大阪のような大きな都市では、見かけることがあまりないようです。
自然がたくさん残っている山梨県などでは、今でも比較的たくさん見ることができるそうです。
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