かず
水が変身するとは、どういうことですか?
水は、まるで忍者のように、温度や場所によって姿や形を変えます。
水は、私たちが暮らしているような普通の温度の時は、流れる「液体」の「水」として存在しています。
温度が高くなると、「水蒸気」という「気体」に変わり、ものすごくたくさんの量になります。
場合によっては、そのまま空を高く舞い上がり、「雲」に姿を変えることもあります。
雲が集まって重くなると、今度は、「雨」として山や平地や海に落ちてきます。
水は、寒い場所だと凍ります。
水は凍ると、「氷」という「固体」に変わり、そのまま持つことができるようになります。
寒いと、雨は、雪や雹や霰や霙に変わります。
「雪」は、白くてふわふわしています。
雪は、固めて雪合戦をしたり、雪だるまやかまくらを作って遊んだりすることができます。
雪は、顕微鏡などで見ると、結晶というとても綺麗な形をしています。
みなさんは、雹と霰と霙の違いを知っていますか?
雹と霰は、両方とも、空から降ってくる氷の塊です。
でも、大きさが違います。
気象庁などでは、空から降ってくる氷の塊のうち、5ミリメートルより大きいものを「雹」、5ミリメートルより小さいものを「霰」と決めています。
雨と雪が混じって降ってくるものを「霙」といいます。
雨は、山などに降ると、木々の下にある土や枯れ葉にしみこみますし、一部は流れていきます。
この水が集まると「小川」や「川」になり、「海」に流れていきます。
「池」や「沼」や「湖」の水になるものもあります。
今あげた他にも、水はいろいろな場所で名前や性質を変えて存在します。
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