かず
セアカゴケグモという危ないくもがいます。
あたたかくなると、いろいろな生きものの活動が活発になります。
そのような生きものの中には、人に害を与える生きものがいます。
危険な生きもののひとつに、セアカゴケグモというくもがいます。
セアカゴケグモは、オーストラリア生まれのくもで、ニュージランドやヨーロッパ諸国、東南アジア、アメリカなどに住んでいます。
長い間、日本にはいませんでしたが、30年ほど前の1995年に、大阪府で初めて発見されました。今では、ほとんどの都道府県で見つかっています。
セアカゴケグモのめすは、毒をもっていて、かまれると、体調が悪くなります。
セアカゴケグモのメスの体長は、10ミリメートルくらいです。体型は丸く、全体に黒色です。
このくもの背中には、ひし形が2つ並んだような赤いもようがあります。
公園のタイヤの内側や、ベンチのうら、すべり台のうら、低い木の下、自動販売機の下などにいることがあります。
庭においてあるサンダルの中にこのくもがかくれていて、かまれた人がいます。
公園や家庭、学校などで、草ぬきなどをするときには、軍手などの手袋をする方がいいです。
庭におきっぱなしのサンダルなどをはくときは、サンダルをはく前に、セアカゴケグモがいないかどうかたしかめたり、きちんとくつ下をはいたりした方がいいです。
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