「風はいつも見守っていた」という絵本の紹介です。
今回は、篠崎正喜さんによって描かれた「風はいつも見守っていた」(アマゾン・2022年)という絵本の紹介です。
今、日本は、とても長生きができる国です。
世界では、今日も戦争が続いています。
でも、日本では、篠崎さんが生まれた昭和20年(1945年)以降、戦争をしていません。
平和が続いています。
子どもの時や若い時、中年になった時などに、病気や事故、自殺などでなくならない限り、長い人生を生きることができます。
2022年の平均寿命は、男の子が81.47 年、女の子が87.57年です。
平均寿命というのは、2022年に生まれた0歳の赤ちゃんが、今の死亡する状況が変わらなければ、平均的に生きられるであろう年齢のことです。
今年生まれた子どもたちは、男女ともに平均して80年以上生きることができることになっています。
日本に住む多くの人は、いつしか老人と呼ばれることになります。
この絵本は、そのような老人になったある男の人が、風と友情を結んで、会話をするふしぎな作品です。
長生きをすると、いろいろな経験をします。
時には、愛する人が自分より先になくなることもあります。
風との会話を通して、風はいろいろなことを思い出させてくれます。
少しむずかしい漢字が使われているかもしれませんが、絵がとてもすばらしくきれいで、絵を見ているだけでもうっとりします。
ぜひ、家族と一緒に読んでほしい絵本です。
「風はいつも見守っていた」は、次から読めます。
「風はいつも見守っていた」を紹介するページにすすむ(外にあるページ)
なお、絵本に関係する次のページも見てください。
「かいじゅうたちのいるところ」を紹介しているページ(このブログの中にあるページ)
篠崎さんの他の作品を紹介しているページ(このブログの中にあるページ)
絵本「みくのふしぎなピアノ」(このブログの中にあるページ)
絵本「ピーターラビットのおはなし」(このブログの中にあるページ)
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