ユニバーサルデザイン

れい

ユニバーサルデザインについて知しりたいです。

　ユニバーサルデザインは、「すべての人ひとのためのデザイン」を意い味みします。

　できるかぎり全すべての人々ひとびとが利り用ようしやすいように考かんがえられて作つくられた製品せいひんやサービスのことをいいます。

　ユニバーサルデザインは、使つかう人ひとが障しょうがいをもっていてもいなくても、若わかい人ひとでも、歳としをとった人ひとでも、どのような言葉ことばを使つかう人ひとでも利り用ようしやすようにします。

　できるかぎりすべての人々ひとびとが、利り用ようしやすいように製品せいひんやサービス、環境かんきょうなどをデザインする考かんがえ方かたです。

　例たとえば、エレベーターがあることで、赤あかちゃんのためにベビーカーを利り用ようする人ひとや、キャリーケースなどの大おおきな荷に物もつを持もった人ひと、車くるまいすを利り用ようする人ひとも、容よう易いに違ちがう階かいに行いくことができます。

　そのような困こまったことがない人ひとでも、エレベーターを使つかうことで、同おなじように便べん利りに使つかうことができます。

　工夫くふうされている製品せいひんの１つにシャンプーとリンスがあります。

　シャンプーの容器ようきには、ぎざぎざ状じょうのきざみがついていますが、リンスにはついていません。

　このきざみは、触さわっただけでシャンプーとリンスを区く別べつできるようにつけられたものです。

　目の不自由な人ひとだけでなく、目めをつぶって髪かみを洗あらう時ときに誰だれでも区く別べつがつくように工夫くふうされています。

　最初さいしょに、シャンプーにきざみをつけようと考かんがえたのは、「花か王おう」という会社かいしゃです。

　シャンプー容器ようきにきざみを入いれるということが、シャンプーなどを作つくっている会社かいしゃでそろっていないと、シャンプーを使つかう人ひとが困こまってしまいます。

　そこで、「花か王おう」は、他ほかの会社かいしゃにも、シャンプーのきざみをつけるように働はたらきかけました。

　今いまでは、ほとんどのシャンプーにきざみがつくようになっています。

　関係かんけいする言葉ことばについては、次つぎのページを読よんでください。