読書感想文の書き方を知りたいです。
読書感想文の書き方について書きます。
よい読書感想文を書くポイントの2つめは、「主人公や登場人物と自分を比べて書く」ということです。
よくわかるように、東京書籍の4年生の教科書に載っている村中李衣さんが書かれた「走れ」という作品を例にして書きます。
この物語の登場人物は、のぶよさんと弟のけんじさんです。
のぶよさんの家族は、のぶよさんとお母さんと弟のけんじさんです。
お父さんがなくなってから、のぶよさんのお母さんは、駅前で弁当の仕出し屋さんをしています。
弟のけんじさんは、2年生ですが、のぶよさんと違って、とても足が速いです。
昨年の運動会は、仕事でお母さんは、学校に来るのが遅くなりました。
走る姿を見てもらえなかったけんじさんは、泣きだしました。
今年、お母さんは、運動会に来て、けんじさんの走る姿をみることになっていました。
しかし、やっぱり仕事で来るのが遅くなり、けんじさんは怒ってしまいます。
あなたが、もしけんじさんと同じような経験をしたら、どのように感じるでしょうか。
物語を読んで、気持ちが大きくゆさぶられる場面を選び、自分ならどうするか考えて書きます。
今回取りあげた「走れ」で出てきたけんじのように、約束をやぶられた経験をしたら、どう思うか考えてみるのです。
自分が同じような立場になったら、どう感じたり、行動したりするか考えてみるのです。
そして、けんじさんは、こんな行動をしたけれど、自分ならこうすると、登場人物と自分を比べて書きます。
みんな感じ方は違うので、読んだ人の数だけ違う行動が考えられます。
そうすると、同じ本を読んだ読書感想文でも、みんな違ってきます。
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