れい
シロサイの角について知りたいです。
シロサイは,野生では、一頭で暮らしたり、数頭の群れを作って暮らしたりしています。
寿命は、野生の場合、45年前後生きることができます。
動物園で飼われている場合は、50年ほど生きることができます。
最近、野生で生きるシロサイの寿命が短くなったり、数が減ったりしています。
どうして、そんなことが起こっているのでしょうか?
一つの理由は、シロサイを密猟する人がいるからです。
シロサイの角には、薬としての働きはないのですが、漢方薬として熱を下げる働きがあると信じる人がシロサイの角を求めて、密猟します。
他の理由として、キタシロサイの住む場所の人間の数が増えたこともあります。
サイの住む場所が、人が住むために開発されたり、人の争いに巻き込まれてしまったりして数を減らしています。
シロサイは、絶滅危惧種です。絶滅危惧種の説明は、次のページを見てください。
絶滅危惧種にすすむ(このブログにあるページ)
シロサイには、前後に並んだ2本の角があります。
前側の角の方が大きく、大きいものでは、150センチメートル以上あります。
シロサイの角は、骨ではなく、皮膚が変化したもので、髪の毛や爪に近いものです。
サイのシンボルともいえるこの角は、髪の毛や爪と同じように、一生伸び続けます。
それを、サイ自身が、いろいろな所に擦り付けて、形を整えています。そのため、角の長さや太さは、サイによってまちまちです。
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