かず
触覚について知りたいです。
五感は、人や動物などが、自分の外の世界を知るための感覚機能のことです。
普通、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つのことをさします。
触覚は、手や体の表面を通して、外の世界を知ることです。主に、指先の感覚を指すことが多いです。
五感のうち、視覚と聴覚と触覚は、言葉を理解することができます。
視覚では、文字や手話、指文字を通して言葉を理解できます。聴覚では、声を通して言葉を理解できます。指先の触覚では、点字を通して、言葉を理解できます。
点字とは、横に2個、縦に3個、全部で6個並んだ点のうち、飛び出している部分のあるなしで、文字を表しています。
例えば、「あ」「い」「う」「え」「お」という点字は、下の図のような点の集まりで表すことができます。
人が他の動物と違うのは、言葉を通して、他の人とコミュニケーションができることです。
視覚や聴覚を通して、文字や声で言葉を理解することが多い私たちは、点字を触っても、そこに何という点字が並んでいるのかわかりません。
目が不自由で、いつも点字を利用している人は、さっと触るだけで、何という言葉や文章が並んでいるのか理解できるそうです。
目や耳と同じように、人は、指先で触った点字を、指先で理解するわけではありません。
指先は、あくまで触るだけです。
6個の点のあるなしで、それが何という点字を表しているのか理解するのは、頭の中にある「脳」の働きです。
他の感覚については、次のページを見てください。
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